山手 イタリア山庭園

フォトウェディングにおすすめなロケーションフォトスポット、

今回は山手イタリア山庭園をご紹介します。


◆イタリア山ってどこ?

横浜にイタリア山なんてありましたっけ?と思う方もいらっしゃると思います。

JR石川超駅から徒歩5分の場所に、イタリア山はございません。

テラスからみなとみらい21や横浜ベイブリッジを眺めることができる高台にあるこの場所は、明治初期にイタリア領事館があり、そこから【イタリア山】と呼ばれていました。


◆山手イタリア山庭園の見どころ

〇イタリア庭園様式

山手イタリア山庭園は、幾何学的な形の中に花壇や噴水などを配置したイタリアの庭園様式。

植物で仕切った整形花壇には、季節の草花が植えてあり、4つの整形花壇の真ん中には噴水があります。

整形花壇の季節の草花も花の種類や高さや色を計算されて配置されています。

花々の色のコントラストや緑の美しさを感じられる庭園です。


〇外交官の家

美しい庭園のそばには、外交官に家があります。

とんがり帽子のような2階建ての家は1997年に移築復元されました。

1910年明治政府の外交官である田定槌氏の邸宅として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーが設計しました。

木造2階建てでアメリカンビクトリアの影響を受けたデザインで、国の重要文化財に指定されています。

室内の家具や調度品も当時の外交官の暮らしを体感できるように再現されています。


〇ブラフ18番館

関東大震災の後、オーストラリアの貿易省であったバウデン氏の住宅として建てられました。

木造2階建てでフランス瓦の屋根、煙突、サンルームやバルコニーなど洋風デザインの建物です。

終戦後はカトリック山手教会の司祭館として1991年まで使用されていました。

現在は、大正から昭和にかけて制作された横浜家具を修復し展示し、外国人住宅の暮らしを再現しています。


〇メタセコイア並木道

ブラフ18番館と外交官の家をつなぐメタセコイアの並木道は、秋になると金色のメタセコイヤの紅葉が美しく輝きます。


◆フォトウェディングにお勧めポイント

純白のウェディングドレスよりカラードレスを着て、外交官の家やブラフ18番館の撮影がおすすめ。

ノスタルジックな洋館とカラードレスで古き良き時代風なウェディングフォトが撮影できます。

フォトウェディングにおすすめ!横浜周辺のロケーションスポット