久良岐能舞台
『久良岐能舞台』ってどこ?
今回ご紹介するのは横浜市鶴見区にある【久良岐能舞台】です。
1917年に能楽会専務理事の池内信嘉氏が囃子方育成のため、東京都の日比谷に建造したが始まりです。
出典:久良岐能舞台
その後1964年に新しい能面台が作られた為、この舞台は解体されてしまいました。
1965年に能楽愛好家であった宮越賢治氏が譲り受け現在の地に移築・復元されました。
歴史ある久良岐能面台は伝統とうを伝える風雅なたたずまいで、数多くの人間国宝を育んだ由緒ある能舞台です。
アクセスは各方面からバスが運行されていますが、本数が少ないので京急線上大岡駅からタクシーを使うのがおすすめです。
また駐車場の併設が無い為、公共交通機関を利用して下さい。
『久良岐能舞台』の見どころ
【庭園】
三方を山で囲まれた庭園は約8,000坪の広大な土地に、明治末頃から梅や桜、楓など四季折々の木々や草花があり一年を通して素晴らしい景色を見せてくれます。
「つくばい」と呼ばれる灯籠、水琴窟を楽しめ、散策で訪れる市民も多く、皆から親しまれている癒しスポット。
秋には綺麗な紅葉も見る事が出来るので、穴場な紅葉スポットとしても人気です。
出典:久良岐能舞台
【各種お部屋】
多くの人間国宝を育んできた由緒ある能舞台は歴史と風格を感じる能舞台です。
四季折々の景色を見せてくれる庭園の中にある和室や、水琴窟の音が聞こえる落ち着いた雰囲気のある茶室もあります。
能舞台の華やかなお写真だけではなく、落ち着いた雰囲気の撮影も可能ですよ。
『フォトウェディング』におすすめポイント
一般の方にはあまり馴染みのない、能面台でのフォトウエディングができる珍しい場所です。
舞台の鏡板は、日本画壇の重鎮であった平福百穂の筆になるものがあり、和装でのフォトウェディングに最適な場所です。
能面台や茶室、和室は細かな予約時間や料金設定がされているので、全ての場所で撮影することや場所を限定しての撮影など柔軟な対応可能。
例えば、能面台の使用料金は平日・土日祝日関係なく、9時~12時の場合は最低9,000円と、かなりリーズナブルです。
伝統と風情のある能面台でお二人の門出を祝う晴れ姿を撮影してみてはいかがですか。
0コメント